iPhoneでのゲーム作りについてだらだらと。
iPhoneというかタッチパネルでアクションつくろうとするとどうしてもネックになるのが入力なわけで。
バーチャルパッドが問題外なのは、つまるところ「離す」動作を要求されるからだと思うのよね。
十字キーなどは構造上、次の押す動作が離す動作を兼ねてくれるので快適に入力出来てる。だからこそ、そこの構造次第で動かしやすかったり斜めに入らなかったりするんだけど、それと同じものをタッチパネルに求めても仕方が無いわけで。吸盤で貼っつける奴とか出るみたいだけど、あれを前提にするのもなあ。気にはなるけど。
スペジーンなどの相対ドラッグ入力はその点実に良く出来てるんだけど、あれを低速弾幕ゲー以外でうまく使えるゲームは今のところちょっと思いつかないなあ。まあそう言うの作るならあのスタイルにするだろうけど。
要するにタッチパネルはタッチ動作に最適化されてるというか、ぶっちゃけソレしかありえないといってもいいわけですよ。jubeatなんかはいい例で、タッチに関してはかなりの精度の操作まで割と簡単にユーザーが対応できるので、出来ればそういう方向で考えたい。要するにボタンオンリー。つまりボタンしか無いゲームであるところのハイパーオリ(以下略。
それはさておき、その方向で考えてて最初に思いついたのがゲームウォッチでした。
そこでとりあえずつくってみたのが前々回の記事にあるゲームなんですが、シンプルなヘルメット系避けゲーです。
ボタン入力で操作する代わりに、自機の動きをあえて離散的にすることで(今回は5列で固定)結果的にかなりいい感じの操作感が得られています。例えるなら交差弾をチョン避けでかわし続けるようなフィーリングというか。
STGのフィーリングが持ってこれればしめたもので、あとはその文法上でゲームが構成できるわけですよ。というわけで、システム面はだいたいfixしたので今は敵のパターンを構築中です。
ラフは主人公。世界的に有名な考古学者で少女探検家のオーロール・ヴィヨンさん。デザインは初期バージョンなので多分もうちょっと変わります。