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ドウグヤノムスメその30

昔、父が洋物の小説はカタカナ名前が覚えられなくて面倒だとか言ってまして、当時は慣れの問題だろうと思ってたんですけど、どうも歳のせいなのかもしれません。私も最近、覚えづらくなって来ました。

なにか読んでいても冒頭の登場人物一覧を何度も見返す始末。こういうのって電子書籍のほうが案外不便なのがいかんとも。注釈もそうですが、地図とかそういう情報にさくっとアクセスできるようにしてほしいですなー。そしてますます記憶力が衰えていくとw

というわけで、本作でもあまり名前を明示してません。名前枠にも武器屋の親父とか宿の女将と表示されてます。名前を決めてるキャラも居るんですけど必要ない限り出さない方向で。

特定の言語や国に取材してしっかりしたネーミングをするのもいいと思うんですけど、名前をシンボルと割りきって、わかりやすい、あるいは寓意的な名称をつけるほうが個人的には好きかもしれません。

ネームドキャラでもカネモチさんとかロクデナシさんとかアレゲな名前なのもその一環です。

ダンジョン内の冒険者も同様で、ふとった冒険者とか眼光の鋭い冒険者みたいな名前になってます。不確定名みたいでいいですな。

そういえばアイテムの判定はいろんなゲームで見かけるけど、敵の判別ってあまりないですな。まあ今のゲームはエンカウントに気を使いすぎて、想定外の敵が出るリスクとかって殆ど無いからあまり面白さにつながらないのかもしれませんが。