前も書いた気がしますが、ドットはPhotoshopで打ってます。どうもしっくり来るものがなくて。特にアニメがPhotoshop内で組めるようになってからは完全にこれ一本で。
タイルはブラシのテクスチャでどうにかなるし、編集機能はもちろん申し分ない。反転や回転、コピーなどのアクションをひと通り組んであるので、そのあたりも問題なく。
唯一のネックはパレット処理ですが、これもマジックワンドからの塗りつぶしやレイヤ分割でどうにかなるもんです。
各パーツの切り出しも「スクリプト/レイヤーをファイルへ書き出し」を使えばほぼ一発。
何よりもっとも手に馴染むツールであるPhotoshopで完結できるのがいいですな。
で、PC向けだとそれでいいんですがiPhone用だと15bitカラー(RGBA5551)で出したいのでちょっと困ります。リーマン時代はimagestudioがあったから良かったものの、個人で買うにはちょっとねえ。
というわけでtwitterなどでも聞いてみたところ、お勧めなのはTexturePackerのようで。コレでcocos2dやNGUI用にスプライトシートを作るのであればそのまま出力時に設定するだけでいいんですが、そうでない場合はコマンドライン版でバッチ処理などしてやるとよいようで。例えばこんな感じ。
TexturePacker src.png –sheet out.png –no-trim –disable-rotation –padding 0 –opt RGBA5551 –allow-free-size –dither-none-nn
一括処理はお使いのシェルに応じてどうぞ。Winで日本語環境で安心して使えるのってNYACUSぐらいですかね、私も使ってますが。今見たらVer3でNYAOSに統合されたんですね、今度試してみよう。
ところで私がドット打つときは、色数こそ絞ってる物のパレット自体はアナログパレットで目一杯好きな色を使ってます。ここをファミコン色とかにしてやれば一気にそれっぽくできるんですけど、なんか気が乗りません。
思えば88時代、最初は本体しか買う金がなくて、うちのTVにあったデジタルRGB端子につないでやってたんですよ。そこで後からモニターを買った時に受けたアナログパレットの衝撃。512色中8色が秘める無限の可能性にしびれたわけですが、たぶんその時のアレを未だに引きずってるのかも知れません。
ちなみに6万色あればフルカラーみたいなもんです。ツタンカーメンだって金ぴかです。でも3万色じゃちょっとなー(挑発)。
そんな感じでドット打ちも後ちょっと。